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取り戻そう日本の美しさを

日本の美、日本の景観、日本人のこころ、日本らしさについて考えるブログです。

建物を設計する時は、現地へ行って周囲の既存の色彩を確かめて欲しい

景観は環境!

店舗でもなんでも、
建物を設計するときには、
白い紙に線を引くだろう。
その事については別に構わない。
しかし、実際の風景は「白」ではない。
この事を忘れないで欲しいのだ。
    
建物の線が引き終わって、
建物に彩色をする。
これも、白い紙の上での話だ。
白い紙の上でなら、
どんな色でもそれなりに良く見えるので
「どんな色でも恰好良い」ように
錯覚してしまうのだろう。
     
景色は空の色、土の色、
道路があればアスファルトの色、
植物があればの植物の緑などの色、
海があれば海の青色、
山があれば山の深緑なり青色が
既に存在している。
建物にどの色を塗装するべきかは、
その周りの風景が既に教えてくれている。
風景に存在する色と同調の色で
建物を塗装すれば
景色とコーディネートされ、
景色と調和した建物になると言える。
    
建物を建てる前に、
設計する段階でして欲しいこと。
それは、必ず建物を建てる場所へ赴き、
周辺の様子をカメラに収めることだ。
できあがった写真を元に、
建物の色を決めていって欲しい。
色だけに関してでもいい、
机上だけでは設計しないで欲しいのだ。
こうして、ひとつひとつの建物の
まず「色」に配慮していき、
こういった建物が少しでも増えれば、
日本において、
風景と建物の調和された、
洗練された風景が
少しずつでも整っていくのでは
ないだろうか。