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取り戻そう日本の美しさを

日本の美、日本の景観、日本人のこころ、日本らしさについて考えるブログです。

歩道橋信号機等を焦げ茶色にしたらどうか

景観は環境!

昨日の公園の話の続きになる。
昨日緑の多い公園の設備
(電灯の柱、ごみ箱、ベンチ等)
には深緑色を使うと良い、
ということを書いた。
   
もうひとつ、日本においては
茶色をお勧めしたい。
なぜかというと、日本の中でも
既に洗練された観光地では使っているから。
公園だけでなく街中でも、
信号機や歩道橋など
茶色で統一されている地域もあり
やはり見ていても、
周りの景色と
しっくり馴染んでいている感じがする。
   
なぜ日本で茶色を使うと
落ち着いて見えるのかというと
周りに建っている民家に
その理由はあるのではないかと思う。
古民家だけでなく、
新しく建てられた住宅でも
やはり多いのは茶色ベースの家である。
和風の家、洋風の家にかかわらず
これは共通しているようだ。
壁が少し薄めの茶色の場合もあるし、
壁が白くても屋根は茶色
(または深い紺色)が圧倒的に多い。
家の材質に木を使用している場合は
もちろんのことである。
    
また、茶色というのは
白やシルバーと比べて
「奥に見える」性質を持っている。
明るい色より暗く沈んだ色の方が
奥まって見えるのだ。
     
公園では電灯の柱、ごみ箱、
ベンチ、トイレ、
街中では同じく電灯、
信号機、歩道橋などは
どちらかというと
あまり目立たせない方が、
道路や周りの風景はすっきり見える。
   
したがって、こういった公園や
街中の脇役の「設備」は
茶色に統一して、
すっきりさせた方が良いと思う。
     
しかし現状はまだまだである。
ガードレールの白は
目立たないと困るから仕方ないとしても
信号機、電灯の柱などは
圧倒的に白やシルバーが多いし
歩道橋に関しては、
これはまたバラエティに富んでいて
中にはピンクなんていうのもある。
多いのは濃いスカイブルー、
やたらに明るい黄緑や
これもやたらに明るい薄緑、
エメラルドグリーンのような色、
薄すぎるベージュ、白である。
これらの色は
どれも「浮いて」見えてしまう。
「浮く」というのは「奥まる」の逆で
やたら手前に見えてしまうと
いうことでもあり、
やたらと存在感が出てしまうのだ。
こういった「存在感」は全体が
野暮ったく見える原因のひとつである。
     
観光地か否かは関係なく、
日本は全国的にこういった柱や
歩道橋信号機等を焦げ茶色に統一したら
どうだろうかと思う。
色なんて、と思うかもしれないが
ひとつひとつの色を調和させていく事が
日本の景色を洗練されたものに
なっていくことに、つながっていくのだ。