読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

取り戻そう日本の美しさを

日本の美、日本の景観、日本人のこころ、日本らしさについて考えるブログです。

「シック」「モダン」な店舗が並べば街の景観も向上するだろう

景観は環境!

インテリアにおいては
「シック」「モダン」が
主流になりつつある。
北欧やミッドセンチュリーなどが
流行している。
日本の部屋のインテリアは
ここ5年ぐらいで
格段に洗練されてきた。
とても良い流れだと思う。
特に部屋の中の色彩は
考えられるようになった。
部屋だけでなく飲食店においても
カフェに代表されるように
そこにいて心地の良い
落ち着いた色合いの組み合わせが
主流になってきた。
    
これからは街全体も、
こういった流れに乗って欲しいところだ。
現状、飲食店は
落ち着いてきたように思うが
それ以外の量販店、
コンビニなどのチェーン店においては
まだ「ポップ」な外観が主流のようだ。
    
店全体を原色で塗装された
ポップな外観の店は
単体で見れば
それなりにおしゃれなのだろうが
街というのは店がたった一つ
という事はほとんどない。
特にチェーン店は
同じ様な場所に集まるのが普通だ。
道路沿いに十何軒も
軒を連ねていたりする。
そういった十何軒もある店それぞれが
主張の強い配色をする
ポップな店だったらどうなるだろうか。
全体の印象は非常に乱雑になる。
    
残念ながら、
そういう乱雑な印象の街が本当に多い。
それぞれの店がまるで
自分を主張する事しか考えていないようだ。
それも無理はない。
設計図を作る時は
自分の店しか描かないし
彩色もしない。
その店単体でしか考慮に入れず
設計してしまう。
店の外観にポップな色使いを
平気で取り入れてしまう背景は
そのような所にある。
    
しかし店の外観において
「シック」を目指せば
幾分か改善されるだろう。
北欧テイストなどに代表される
「シック」「モダン」は
まず色使いが落ち着いている。
木の素材を自然なまま用い、
余計な彩色はあまりしないというのが
北欧テイストに対する私の印象だ。
(もちろん椅子などはカラーに多様性があるが)
    
また彩色をする場合でも
原色はあまり使わず
中間色やダルトーンと言われる
ベージュベースのカラーが多いようだ。
これは緑に囲まれた場所において
とてもマッチする配色だ。
自然に囲まれた土地はもちろん、
市街地にも道路沿いには緑がある。
北欧に代表される
「シック」「モダン」なテイストは
店の外観に取り入れれば
そのまま、街の風景にも
調和が取れるということになる。
    
街に並ぶ店が皆
「シック」「モダン」を取り入れれば
街全体の風景がとても落ち着いたものになり
かつ「おしゃれ」な風景になる。
居心地も良くなるだろう。
    
この際、「シック」「モダン」な
外観の店に業種は関係ない。
どの業種の店でも取り入れるべきだ。
どんな業種の店でも、飲食店でも、
コンビニエンスストアでも、
家電量販店でも
パチンコ店でも
ドラッグストアでもスーパーでも
外から見て、
中に入って心地良い店が
いいに決まっている。
「心地良い」が
落ち着いた配色によりもたらされるならば
落ち着いた配色の外観やインテリアの店が
どの業種だって良いに決まっているはずだ。
どの業種の店でも
「シック」「モダン」は
マッチするはずだ。
今までは例えば
家電量販店やスーパーやドラッグストアは
「元気いっぱい」が良いとされていたようだが
そんなことはない。
私などは単に
「疲れるだけだ」と思っている。
店内にいて
「落ち着く」
「心地良い」方が
どの店でもありがたいのだ。
    
またこういったテイストの外観や
インテリアにしようとすると
コストがかかると思われるのだろうが
単に「塗装の色」を変えるだけで
良いと思うのだ。
今まで原色に塗りたくっていた壁を
落ち着いたカラーに
塗装し直すだけでいいのだ。
何も木を使わなければならない
という訳ではない。
インテリアにおいては
木目調を取り入れるだけだって十分だ。
     
なにしろ、原色を多様に使った
多くのチェーン店などが
日本の景観を乱雑なものにしてしまう
一因になっているのは
確かなようであるから
こういったチェーン店が
自然の色に調和する
シックでモダンな店舗になってくれれば
日本の景観全体も見ていて
心地良いものになり
向上していくだろうと思う。