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取り戻そう日本の美しさを

日本の美、日本の景観、日本人のこころ、日本らしさについて考えるブログです。

美しい景観は「ある」ものではない、創り上げていくものだ

景観は環境!

テレビ番組で頻繁に取り上げられている
美しい風景がある。
ヨーロッパの街並、世界遺産
リゾート地、大自然の風景・・・。
日本を離れ、
一度は訪れたいと思うような風景。
    
もちろん手つかずの自然の風景と
いうのもあるにはあるが
こういった風景というのは
ほとんど人の手によって
「作られた」風景だ。
人々の手によって整えられた風景だ。
はじめから美しかった街というのは
ほとんどないと言って良いだろう。
世界中から観光客が訪れる
歴史遺産のような街でも
以前は廃墟同然だった街並を
ひとつひとつ整えていき
今の人を惹き付ける
魅力的な街並にするように
「作っていった」のだ。
   
街を魅力的な
美しいものに変えるために
それこそ、
その街に存在する全てのものに対して
こだわりを持ち、
例えばそこがオープンカフェなどが並ぶ
ヨーロッパの街の広場なら
そこに建つ建物の壁の色から
窓枠の色から
バルコニーの柵の色から
店の看板の色から
ドアの形状や色から
道端に置く植木の種類、
並べ方から
オープンカフェなら
外に置かれる椅子やテーブル
日よけのパラソルから
どれひとつとして
見過ごされる事なくこだわり
全体が調和して魅力的に映るように
考えられるのだ。
    
もちろん単にヨーロッパの真似を、
という事なんかではない。
日本は日本だ。
日本には日本独自の
素晴らしい造形美、色彩美がある。
日本には日本の造形の調和、
色彩の調和が存在する。
ただ、全体に目を配り、
ひとつひとつが調和されるように
こだわるその姿勢は
どの国であっても見習うべきなのだ。
    
ヨーロッパの美しい広場が
美しくなったのは
そこにいる人々が
その場所を「美しくしよう」
という強い意志を持ったからだ。
    
日本においてまず必要なのは
日本の街の風景、
そして日本全体の風景を
「美しくしよう」と、
そこにいる全ての人が強く思う事だ。
日本人ひとりひとりの
「意志」が必要だ。
日本に多く存在し、
私達のとても身近に存在する
「自然との調和」が取れた
「美しい街並」を作ろうという
強い意志が必要だ。
    
これを読んで
「また理想論ばかり並べて」
と言われるかもしれない。
しかし、事を実現させるには
まず想像し、
強く理想を描く事が必要なのだ。
ビジョンははっきりすれば
はっきりするほど良く、
明確に言葉にできればできるほど、
実現は近くなる。
    
まず、ひとりひとり、
そして日本人全体が
街を調和のとれた
美しいものに変えていこうと
本気で思うことだろう。