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取り戻そう日本の美しさを

日本の美、日本の景観、日本人のこころ、日本らしさについて考えるブログです。

正月以外でもいつでも、和風のCM流しゃーいいのに

日本のファッション

あけましておめでとうございます。
今年も宜しくお願い致します。
昨年は更新頻度がまちまちで
「毎日書いてるなー」と思うぐらい毎日更新していると思えば
「どうしちゃったのー!?」というぐらいたまーに更新という感じに
なってしまいました。(寝込む日が続いたりもして...)
今年もおそらくそうなってしまうと思いますが
なるべーくコンスタントに書いていきたいと思います。
やっぱり健康第一ですね。
みなさんもお体にはどうぞご自愛下さい。
     
というわけで.....
     
暮れと正月というのはまたこぞって和風のCMが多い。
12月25日まではさんざんにクリスマス一色で
ここはヨーロッパかと思わせるほどであるのに
12月26日になると突然一変和風一色、
ブラウン管の中の(今は液晶か)和服率が格段に上がる。
紅白歌合戦終了時、大盛り上がりのNHKホールから突然
「ボーン」と除夜の鐘が鳴り静まり返る寺の風景が映る
「ゆく年来る年」に移り変わる瞬間の様変わりように似ている。
(今までのはなんだったんだーと思わせるような)
で和風一色の新年も、1月も4日、5日になるとまた
いつものようなTVCMの風景に変わる。何事も無かったかのように。
    
いやまてよ。
ここは日本なのだ。
なぜ日本なのに和風のCMがたくさん流れる期間が極めて限定的なのか。
    
TVCMは各企業で生産されたものを
「こんなんできましたー、日本のみんな、買ってね〜」
と完成披露するマスメディアを使った一つの舞台である。
CMはできた商品のデザインを継承し、
商品の持つ世界観を広げる様な作りになっている。
そりゃそうなのだ。
日本において生産されているほとんど全てのものが
和風とは程遠いモダンデザインで出来ているから。
     
シャンプーだって(洗髪料とは言わないよね)
コンディショナーだって
ボディシャンプーだって
ヘアワックスだって
車だって
テレビだって
ファンデーションだって
ルージュだって
(口紅なのに「○○口紅」という商品名はないよね)
洗剤だって
掃除機だって
エアコンだって
カレーだって
コーンスープだって
ビールだって
     
みーんな、日本とは関係のないモダンデザインだから。
建築だけではない。
今日本にあるものほとんど全て日本のデザインではない。
造形的にも色彩的にも日本に古くからあるようなデザインとは
全く別物。
    
広告が商品の世界観を広げるためのものならば
モダンデザインのものを宣伝する場合は
当然広告宣伝もモダンデザインになってしまう。
もし和風のTVCMを増やしたかったら
日本で売られているあらゆるものを和風デザインにしろ、
ということになるのだろう。
     
しかし、もうちょっとやりようはあると思うのだ。
車にしたって、CMでその車が走っているのは外国が多い。
でもそれをもっと日本で撮影する機会を増やすとか。
(一時期よりは日本が背景になっているCMは増えたけれども)
まあ、でもこれは日本の風景、日本の景観が悪いから
仕方の無い事だ。
まず日本の景観を日本らしく洗練されたものにしていかない限りは
撮影場所として認めてもらえないだろう。
    
化粧品や食品だって、もっと背景に日本の風景を使うとか。
例えばカレーだって、食べる場所に日本家屋を使うとか。
苦しいかな?
いや、可能だ。
でもあれかな、まず和風にするなら
商品のパッケージからかな。
    
まあそこまで無理して和風にしなくてもいいとは思う。
和のデザインは日本にしかないものだから、
大切にしてほしいと強く思っているだけだ。
モダンデザインはどこの国だってできるけれど
和のデザイン、日本伝統の美は日本にしかないということを
忘れないでほしいと切に思う。