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取り戻そう日本の美しさを

日本の美、日本の景観、日本人のこころ、日本らしさについて考えるブログです。

国挙げて、日本は日本建築を奨励して欲しい

景観は環境!

ここは日本なのである。
日本の建築は世界どこを見ても日本にしかない。
カルフォルニアの日本人街などを除いて)
古くからあるお寺、邸宅、日本庭園などの日本建築は
それ自体が独特の美しさを持っている。
大切にするべきものである。
     
もし経済的に日本が潤いたいならば
和の伝統建築を大切にすることによっての経済的メリットがある。
それは、観光客の増加。
日本が日本建築を徹底的に守り、
徹底的に美しく景観を磨くことによって
日本の景色は格段に魅力が高まる。
その魅力に惹き付けられて
さまざまな所から人が来る。
その美しい景観を見に、国内から、海外から
沢山の観光客がやって来るだろう。
    
現状、日本の観光地というのは
海外の有名観光大国に比べ、景観において洗練がない。
つまり平たく言えば「ダサイ」のである。
それは今までも散々書いたように
歴史的建造物が近くにあろうとその近くには屋外広告の嵐、
また景観の規制が緩過ぎるため、
近くに平気でモダン建築の例えばマンションや量販店など
伝統建築とは全く色彩も造形も異質な建物が混在することによる
不調和のためである。
    
国の政策からもう日本は
日本独特の歴史的建造物等に代表される日本建築に対して
敬意一つなく、無神経に粗末にされ、疎んじられているのだ。
    
そこで。
特に歴史的建造物が存在する地区にはすぐに適用してほしいのだが
建築物を建てる際、
造形色彩的に和の伝統建築である場合、
国から建設のための補助金が出る、というようにすればどうだろうか。
つまり「日本建築の奨励」だ。
これは古民家などの家屋にも適応されるし
店舗建築にも適応されるとする。
つまりコンビニや書店、家電量販店などだとしても
その造形や色彩が、和風建築であれば建設の際に補助金が出るのだ。
補助金が出る、とあれば何もお金がでないよりは
「和の建築にしよう」と思うのではないだろうか。
こうして和の建築が増えていき、
特に伝統建築のある街に和の建築が増えていけば
自ずと景観も調和されていき、
街全体が日本らしく美しい街になっていくのではないだろうか。
      
その逆に。
こうしたらどうだろうか。
逆に、街の景観を壊す様なひときわ奇抜な色彩の建物、
例えば真っ黄色や真っピンクや真っ青に壁一面を塗っている様な
周囲から色彩的に浮いているような建物を建てている場合、
    
それを管理する店なり個人宅などから余分に税金を取ってはどうだろうか。
「景観破壊追徴課税」である。
その建物を奇抜なデザインにしている限り
景観を壊す様な色彩にしている限り
毎年、税金を取っていくのだ。
お金を取られても取られても奇抜なデザインを続けたいとは思わないだろう。
     
さて、何を持って「日本建築」と見なして補助金を出し、
何を持って「景観を破壊する奇抜なデザイン」として追徴課税するか。
    
それには国の機関を設けるのだ。
そしてそれを判断する「建造物監視官」という役職を配置するのだ。
この「建造物監視官」は既にフランスには存在する。
フランスでは、歴史的建造物がある5百メートル圏内は
その風情に似つかわしくない建物は建てられないことになっている。
何かを建築する際には、その「建造物監視官」に意見を仰がなくてはならず
建物のデザインによっては禁止することも出来るという高い権限を持っている。
     
そういった「建造物監視官」。
日本ではこの建造物監視官に、建物を建てる際
これが日本建築であるかどうかを判断してもらい、
景観を乱す建築であるかどうかを判断してもらうのだ。
もちろん、この役職にはたくさんの知識を持っている専門家である
必要があるのは言うまでもない。
    
建造物監視官のもと、
特に歴史的建造物が存在する地域ではそれに見合った建築物が建ち
見合わない建物は存在しなくなるようになっていき、
奨励金制度で日本建築が増えていき、
日本が日本らしい美しい景観に少しずつでもなっていく必要を感じる。
    
景観が美しく世界中から観光客が集まる国は
やはり、景観を美しくするための徹底的な意志があり
美しくするべく徹底的に取り組んでいるのだ。
日本でも国を挙げて徹底的に取り組んでほしい。