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取り戻そう日本の美しさを

日本の美、日本の景観、日本人のこころ、日本らしさについて考えるブログです。

デザインに携わる人は和の伝統意匠も学ぶべきでは

景観は環境! 日本のデザイン

日本でデザインを志す人
建築家を志す人は、
必ず日本の伝統的な美術、建築を学ぶべきだと思う。
服飾から、
カーデザイン、家具デザインなどのプロダクトデザイン
インテリアデザイン、
建築、
現代の日本のこれらというのは、
基本的に欧米のデザインが主流になっている。
当たり前のように洋服を着て
欧米のデザインをそのまま模したような車に乗り
北欧由来の照明のもと、北欧デザインの椅子に座り
ソファに座り、
モダンデザインやカントリー調でデザインされた家に住む。
(和の建築に住んでいる人もいるけれども)
     
今まで洋服を着て来た日本人、
着るものを和服に戻せ、キモノに戻せと言っているのではない。
椅子の生活から、正座の生活に戻れと言っているのではない。
ソファーを使ってはいけないと言っている訳でもない。
照明は行灯を使えと言っている訳でもない。
車なんてもんは使うな、馬に乗れとか言ってる訳でもない。
    
洋服、いいんです。
椅子に座ってもいいんです。
ソファだっていい。
シーリングライトや間接照明、フロアライトなどに囲まれて
生活したって別に構わない。
椅子の生活、フローリング床、ベッドが置ける部屋、構わない。
車、自転車、バイク、じゃんじゃん乗って構わない。
     
ただね、ちょっとさみしいのです。
今普段使われているモノ、着ている服、座っている椅子
照明、フロアライト、デスクライト、ソファー、
ボールペン、シャープペン、時計、掛け時計
パソコン、マウス、オーディオ、テレビ、エアコン
冷蔵庫、ごみ箱、ポット、携帯電話、
車、自転車、バイク・・・・
これらのほとんどは「モダンデザイン」と呼ばれるデザイン。
それはそれで、とても洗練されていて、格好良い。
だけどすこーし、さみしい。
それだけってのも、すこしさみしい。
     
これらのもの、すこーし、日本の要素、和の要素、加えませんか?
いや、今まで通り、モダンデザインのものも当然あっていいんです。
でも、せっかく日本にいるんです。
日本人として、日本に暮らしている。
もう少し、日本らしいものに囲まれて生活してみたい。
    
まあ今、例えば食器、鍋、テーブル、照明といったものは
和風のものもたくさんあって良いのだけれど
考えてみると、かなり限定的。
もうちょっと和のものがあっていいんじゃないか、と思う訳です。
    
少し前、和のテイストの携帯電話、出ましたね。
でもすぐになくなってしまいました。
すごく残念。また復活して欲しい。
最近炊飯器で、和のテイストのものが出ました。
うれしいことです。
     
あんな感じで、例えば少し和の雰囲気のカラーの冷蔵庫
和室にぴったりの和デザインのエアコン、
和室にぴったりの木目調の、または本当の木を使用したテレビ、
漆塗りのような電話機、ファクス、
和の書斎にもぴったりの木で作られたようなデスクライト、
和の色、和の装飾が少し入ったパソコン、マウス、マウスパッド、
万年筆のように和のテイストのボールペン・・・・
     
洋服も、もうちょっと和と洋の融合が欲しい。
和柄のデザインのスカート。
ウエストマークするものは、リボンやベルトでもいいけれども
帯のような模様、後ろで形良く結んであるようなもので
ウエストマークするとか。
     
車や自転車などにしても
もう少し和の装飾を所々に施したり
車の室内なんかは漆塗りや竹調のダッシュボードなんてあってもいい。
     
今使われている日用品や雑貨、服など
日常生活に密着したものを
モダンデザインばかりでなく、
その中に日本デザインを融合させていき、
それを日本独自で発展させていき、
良い意味で「デザインのガラパゴス化」になっても
良いのではないだろうか。
日本デザインのガラパゴス化が進めば
日本独自のものとして世界の人からも
その個性、ユニークさを認められ注目されるだろう。
     
そのためにも、これからデザインに携わる人は
もちろんモダンデザインも良いのだが、
日本の美術、建築などを一通り習得してから、
デザインの仕事に就く、という経路を辿るようにしたらどうか。
どのデザインや建築の学校(美大や建築学科、または専門学校)でも
必ず日本伝統のデザインや建築を必修として
習得した方が良いのではないだろうかと思う。
     
折角の美しい日本伝統の造形美、色彩美、
これを今あるあらゆるものの中に融合して宿らせたい。
日本の美が日本で造られなくなったら
どこで造られるのだろうか。
    
無くなるのが本当に惜しい、日本の美だ。