読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

取り戻そう日本の美しさを

日本の美、日本の景観、日本人のこころ、日本らしさについて考えるブログです。

日本の電車は日本らしい色がいい

日本のデザイン

最近の電車内のインテリアはだいぶオシャレになった感じで
山手線や中央線の新しめの車両はいいですね。
    
これから書くのは、都心の電車ではなくて
郊外、自然の多い地方まで行く電車について。
特に新幹線や特急列車などについて書きたい。
     
なんというか、新幹線に乗って感じるのは
なぜそこまで西洋的なんだろうか、
未来的を意識しているんだろうか、ということ。
    
日本の新幹線はもっと日本らしくていいのではないか。
内装にしても、
もっと日本らしい感じであった方が個性があり
よいのではないだろうか。
外国人ウケもその方が良い気がする。
    
まず座席のテキスタイル。
なんかよく、青地にピンクやオレンジのような
まだらな模様のテキスタイルの座席を見るのだが
どうも、良い印象がしない。
どうしてそこまでアメリカちっくなんだろうと思う。
     
そうではなくて、
日本伝統の柄や絵柄にすればいいのではないだろうか。
着物や帯に使われるような模様、例えば
「松」や「桜」「竹」「葵」「牡丹」、
「菊」や「唐草」、鳥なら「鶴」「孔雀」
「青海波(せいがいは)」などの波の模様、
「扇」や「亀甲(きっこう)」、「格子」柄、などなどなど
色彩豊かに描かれたこれらの模様を入れた
独自のテキスタイルを作成し、
座席の模様としたら良いのではないだろうか。
     
まあ独自にテキスタイルを作るなんて言ったら
コストが異常にかかりそうな気がするので
なんなら、無地でいいと思う。
最近の座席というのは、「意地でも柄」みたいな風で
柄が無いと気が済まないような感じだが
柄が無い方が、私個人的にはシンプルで
上質、調和的で美しいのではないかと思う。
     
ただそうなると色が重要になってくる。
そこでやはり、私は日本の伝統色の中に
良い色が沢山あるのではないかと思う。
    
もちろん伝統色の中にも異常にハデな色もあるので
全てとは言えない。
ただ、とても西洋の呼び名には無い曖昧な色もあり
大いに参考になると思う。
    
特に日本らしい色といえば、
やはり少し彩度を抑えた「鈍い色」がいいのではないか。
     
まず「茶色」はおすすめしたいと思う。
(「弁柄(べんがら)」「海老茶(えびちゃ)」「胡桃色」など)
   
次に赤系なら「煉瓦(れんが)色」「長春(ちょうしゅん)」
「真朱(しんしゅ)」「蘇芳(すおう)」「緋(ひ)色」
あたりが渋さがあり、上品で良いのではないだろうか。
    
橙色系なら「曙(あけぼの)」「洗朱(あらいしゅ)」などの
少し薄めの色から
「深支子(こきくちなし)」「赤香(あかこう)」「樺(かば)色」。
    
黄色系なら
「花葉(はなば)」「芥子(からし)」「玉蜀黍(とうもろこし)」など
落ち着いた深みのある色。
    
緑系なら、薄めなら
「鶸(ひわ)色」「柳染(やなぎそめ)」「薄青(うすあお)」
深めなら
「常盤(ときわ)」「木賊(とくさ)」「青丹(あおに)」など。
    
青緑系なら
(日本の色には青緑系の曖昧な色がたくさんある!)
薄めなら「青磁(せいじ)」「水浅葱(みずあさぎ)」
深めなら「青碧(せいへき)」「沈香茶(とのちゃ)」など。
    
青系ならあまり日本人の肌に合わない色である
コバルトブルーのような強い青なんかではなく、
もっと肌色に馴染みやすい
「花田(はなだ)」「御納戸(おなんど)」
「鉄御納戸(おなんど)」「紺」「熨斗目花(のしめはな)」など。
     
紫も日本人には苦手な色だが
これも深みのある
「葡萄鼠(ぶどうねずみ)」「滅紫(めっし)」
「紫鳶(むらさきとび)」「深紫(こきむらさき)」などなら
良いかも知れない。
     
今回は座席の色の話で終わってしまった。
次回はその、上に挙げた色、模様に似合う
内装の壁や床などについて書いていきたい。