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取り戻そう日本の美しさを

日本の美、日本の景観、日本人のこころ、日本らしさについて考えるブログです。

「色柄過多」(部屋の中、アイテムや家具、収納など色や柄を使いすぎてごちゃごちゃになってませんか?)

日本のデザイン

「色柄過多」。
     
最近この言葉が頭に浮かぶ。
勝手に自分で作った言葉。
     
これが
今の日本を表しているのではないかと。
    
なんか色や柄を
使い過ぎてると
思うんだよね。
     
色や柄が
溢れ過ぎている、
と言った方が良いかな。
       
      
街の人たちのファッション。
     
引き算の美学で、
色もシルエットもシンプルな
調和された
綺麗なコーディネートをしている
人ももちろん多い。
でも、どちらかというと
多く見かけるのが
色や柄をやたら盛り過ぎている人。
そっちの方が多い気がする。   
      
普通服のトータルコーデは3色まで
という一般的な法則があるが
そのおおざっぱなくくりも
怪しいもんだったりする。
その3色が調和していればいいんだけど
ぶつかるような不調和な色を使っていると
それだけで野暮ったい感じに
なってしまう。
例えばキャメルと青とか
ピンクと深緑とか
こういった色合わせは
あまり良くない。
     
服の3色以外にも
髪の毛と肌の色、
足下の色、かばんの色も
全部含めて考えないと
調和のとれたコーデは難しい。
3色が髪の色肌の色に合わなかったら
アウトと思った方が良い。
      
また、柄は普通
複数の色が使われているが
それをカウントしていない
人も多い気がする。
      
あれかね、
日本の服のコーデのルーツは
やっぱり着物なのかね。
着物というのは基本的に
柄オン柄。
柄の着物と柄の帯を
組み合わせるのがざら。
また、使う色も
4色も5色も盛ったりする。
それが普通だったりしていたから
今の洋服のコーデでも
そうなってしまうのかね。
日本人のDNA?
       
     
街の景観。
      
都市部の、駅前は酷いね。
ある意味、凄いかもしれない。
郊外の幹線道路沿いも
凄い事になっているね。
      
とくに大手の企業が運営する店が
並んでいるような街は酷い。
その各々の企業が
コーポレートカラーを持っていて
その色はたいてい原色。
赤、黄、青、緑の原色。
だから街全体が
赤、黄、青、緑の色が
あちらこちらに散らばって
もう何がなんだか
わけがわからない程の
見事なカオス状態。
        
思うに、
私個人的には
「色柄過多」は
心の貧しさを引きずっている状態
なのではないかと。
今の日本の「モノ過多」の状態と
変わらない気がする。
やっぱりどこかで
日本は戦争を引きずっている
のではないか。
     
戦争では満足にお洒落などできなかった。
それはそれは、貧しかった。
自由の利かない世界。
それが戦後、
一気に解放されて、
日本人は貪るように
モノを得ていった。
今までの貧困を
取り消すかのように。
「豊かさを取り戻すぞ取り戻すぞ!!」
その勢いはものすごかった。
しかしその勢いが
豊かになっても
まるで機械の誤作動のように
ループのエラーのように
ずっと続いちゃっている状態、
それが今の状態
なのではないだろうか。
だから今でも日本人は
必要以上にモノを集めまくり、
そして色や柄についても、
色柄を集めまくる状態に
なっているのでは
ないだろうか。
      
で、今街は
色柄で溢れかえっている。
なのにまだ、
色柄を集めようとしている。
ひもじかった時と
同じように。
       
しかし
色彩が溢れている=豊か
ではない。
勘違いしている人が多そうだが
私は違うと思う。
かえって貧しく見える事もある。
引き算をした方が、
シンプルにした方が、
より豊かに見える場合がある。
    
そろそろ日本の街も
引き算をして
シンプルで「豊かな」状態に
転換するべきなのではないか。
      
色柄過多、カオス状態で
放っとかれている街が
日本にはいくつもいくつもある。
もちろんこんな酷い景観の状況を
特に民放のテレビは伝えない。
何故かといえば
そのカラーを使う店の企業が
スポンサー様様だから。
言えるわけないっしょ。
だから日本のテレビでは
「日本の景観が危ない!」といった
番組は存在しない。
よって日本人に景観に対する
危機意識が芽生えない。
こういう景観改善活動は
マスメディアを頼らず
草の根でやっていくしかない。
      
これは、街の商店会や
区や市が
ちょっと頑張った方が
いいかもしれない。
      
「うちの商店街は
テーマカラーを茶色にしますから
看板にそれ以外の色を
使わないように」
という決め事をして
各店に守ってもらう。
または、市や区の景観条例で
○○商店街のテーマカラーを
○と定めて
看板などでその色以外を使ったら
厳しく罰する、とか。
       
ほんとお願いしたい。
     
コーポレートカラーを使っている
大企業は、
コーポレートカラーではなく
コーポレートマークの形状で
自分の企業を表すように
して欲しい。
色にこだわるんじゃなく、
マークで表す。
そうして欲しい。
     
そうすれば
ある街で地味目なテーマカラーを
定められたとしても
どの色を使っても
マークでその企業を
表せるようになる。
      
コーポレートカラーは
アメリカかなんかの影響で
日本でも広く使われるようになった
ものなのかもしれないけど
もう、日本では
「コーポレートカラー」という
存在そのものを消去した方が
良いのではないだろうか。
街の景観の為に。
(といっても企業は
「自分だけが目立てばイイ」と
 街の景観に配慮しない場合が
 多そうだからな〜
 ほんと困るわ
 なんとかならないかい、
 その身勝手さ)
       
「おまじない」みたいな感覚で
各企業も使っているのだろうけど
そのおまじないは
マークだけでも出来ると思う。
だから、カラーに頼るんじゃなく
企業や店のロゴやマークの
デザインをよく考えた方が
良いのではないか。
      
      
人も街も、
色柄をもっとスマートに使って
(特に街)
もっと洗練された
景観に成っていきましょうや。