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取り戻そう日本の美しさを

日本の美、日本の景観、日本人のこころ、日本らしさについて考えるブログです。

デザインを「変えない」「復刻する」という積極的選択

日本のデザイン

少し前にトヨタ

ランドクルーザー70シリーズ」

という復刻版を発表した。

1984年に発売されたものの

復刻だそうだ。

売れ行き、良いらしい。

 

私は前から思っていた。

昔のスタイルの車を

もっともっと出せばいいのにと。

 

「新しい」は良くて、

「古い」は悪い。

 

そういう意識が

一般的になっているようだけど

そんなこたぁ、ない、

一概にそうは言えないと

私は思う。

なんでもかんでも

新しくすりゃあいいってもんじゃ

ないと思う。

 

車も同じ車種でも

どんどんどんどん

モデルチェンジして

どんどんデザインが変わっていく。

でもそれが本当に

良いことなのだろうかと

疑問に感じたりする。

 

中には、

「あれこの車、

 前のデザインの時の方が

 良かったのになあ〜」

というようなものが

時々出てきたりする。

「なんで変えちゃったの〜?」

というようなもの。

そう感じるのは

私だけだろうか。

明確な車種を挙げる事は控える。

 

無いだろうか。

以前はそのデザインで

とても売れ行き好調だったのが

デザインを変えたら

あんまり売れなくなっちゃった

という車種が。

 

だったら変えなければいいのに

と思う。

 

まあこれは素人考え。

きっと色々な事情が

あるんだと思う。

デザインを変えなければならない

色々な事情が。

業界としては

時々その車のナニカを変化させて

定期的にテコ入れして

新風を吹かせなければならない

という常識があるのだろう。

 

でも変えちゃった事で

「残念感」が出る車も

あるような気がする。

あ〜なんでその曲線

変えちゃったの〜?とか

この車、直線のシルエットが

良かったのに、

なんで曲線にしちゃったの〜?

だったら変えなければ

良かったのに〜、

と思っちゃう事も

結構よくありがち。

(消費者から見ると)

 

「敢えて変えない」

 

という選択は

無いのだろうか。

その車の中身、

機能は刷新しても

(例えば電気自にする等)

外のデザインを

ずーっと変えない、

という事は出来ないのだろうか。

 

または、

以前人気だったデザインを

もっともっと復刻する、

という選択は

もっと取れないか。

 

中には

クラシックカー

言えるほどの

昔々の昭和30年とか40年代の

懐かし〜い外観デザインを

復刻させて

だけど中身は電気自動車

ゼロエミッション、

衝突被害軽減機能付き、

足回りも最良、

インテリアも

とても座りやすいシートに

(長い運転も疲れない)

iPod音源も見事に鳴らす

ウーファー付きの

サウンドシステム、

室内も静かさが保たれる、

そんな車をリリースしたら

どうなんだろう。

駄目なのかな。

 

音楽のポップス界でも

以前は新曲、新曲で

とにかく新しい曲を

リリースしていくだけだったのが

カバーをして

古い名曲を掘り起こす事が

多くなったように

自動車業界も

新しいデザインのリリースの他に

古いデザインを掘り起こす

もう一つのジャンルも

あって良いのではないかと

思った。

 

これは何も

自動車だけじゃなくって

プロダクトデザイン全部、

家電とか家具等だって

そうなればいいのではないか。

家具については

椅子などは

「名作椅子」と呼ばれて

古いデザインが既に

とても貴重なものになっている。

他のものでも

そうなれば良いのではと思う。

 

あとは

クラシックカー・ディーラーズ」

みたいに、

「車をリノベーションする」

というジャンルも

確立しないだろうか。

昔々に買った車を

外枠をリフォームして、

中身、エンジンやシート、

足回り、エアコン、

サウンドシステムなどを

新しいものに変えて

車検も通せる車にして

大切に乗っていく、

というスタイルが

もっと増えればいいのにと思う。

でもあれか。

新しい車をじゃんじゃん売って

稼ぎたいカーディーラー

そんなの許したくないかな。

みんながみんなそうやって

古い車を大切に

しだしちゃったら

新しい車が売れなくて

経営逼迫しちゃうもんね。

 

まあでも、

自動車でも何にしても

新しいデザインばかり

どんどこ出していくだけでなく

古いものも大切にして

時には掘り起こしていっても

それだけ

バリエーションが豊かになって

選択肢が増えて

消費者には

有難いんじゃないだろうか。

リリースする側は

大変だろうけど。