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取り戻そう日本の美しさを

日本の美、日本の景観、日本人のこころ、日本らしさについて考えるブログです。

自然ほど美しい造形は無い

景観は環境!

自然ほど

美しい造形は

存在しないと

私は思う。

 

だから、

自然の中に

それにそぐわないような

いかにも人工的な

建造物なんて建てたら

美しい風景では

なくなってしまうと

思う。

 

西武鉄道第3代目

レッドアロー号。

光学迷彩」とも

言われている車両。

「風景に溶け込む特急」を

コンセプトにしているの

だそうだ。

私はとてもナイス!

だと感じた。

これこそが

自然を愛でる、

自然に寄り添う

物体の設計のあり方

なのではないかと。

 

私は以前から思っていた。

 

樹木。枝ぶり。

山。どれも、

直線なんかではない。

そして、どれも

美しい。

誰も何も

手を加えていないのに

どれも、完璧な造形だ。

 

その山の稜線のような

屋根の建物ばかりなら

そしてその造形の屋根で

その地域が統一されていれば

もっともっと

景観は良くなるのでは

ないだろうか。

 

特に田舎にあるコンビニ。

そして田舎にある

ガソリンスタンド。

この二つは特に、

山の稜線のような

カーブのかかった屋根に

すればいいのにと

ずーっっと思っていた。

 

 

江戸時代の頃から

日本の建物の屋根といえば

瓦ぶきのもので、

横から見ると三角形の

造形のものばかりだった。

確かに三角形は

稜線のように

うねってはいない。

直線から成る造形だが

その地域の建物の屋根が

「揃っていた」という事が

重要だ。

だいたい同じ色、同じ形で

揃っていたから

美観だった。

 

しかし今の時代。

建造物の自由が許されて

いるのが幸いしてか

災いしてか、

建物が四角かったり

三角だったり

いろいろで、

全体を俯瞰で見ると

とてもボコボコした

印象だ。

 

そして建物の向きも違う。

チグハグだ。

同じ地域に立てる建物は

すべて南を向いてなければ

ならない、というような

法律や条例の条文でも

あればいいのだが、

建造の自由があるから

そうもいかない。

 

 

自分の住んでいる家は

棚に上げておいて

よく言うよ、と

言われてしまうかもしれない。

その通りだ。

しかし私の家は

それほど色彩的には

ハズれたものではない。

屋根は横から見て三角形。

それほど外れてない。

だけど山の稜線のようでは

さすがにない。

 

 

今建っている建物は

しょうがないとして、

これから建てる建物。

そう、特に公共施設や

コンビニや

ガソリンスタンド、

ショッピングセンター、

大型スーパー、

量販店。

 

なんかさ、こう、

もっと山の造形と

山の色彩、土の色彩に

溶け込んだものに

して欲しい。

重ね重ねだが。

(かなり前にも

 おんなじような

 記事を書いたような)

 

特に量販店やスーパーなどの

外観、壁の塗装色なんだが、

最近、そうはいっても

以前よりも自然の風景に

近いような茶色の塗装が

増えて嬉しいのだが、

時々見ていると、

茶色と言っても

ちょっと彩度が高い、

トーンでいうと

ライトトーンあたりの

塗装が見られる。

茶色にした、という所は

それで良いのだが、

あともう一声!!

なんだなあ。

ちょっとあれじゃ、

目立ちすぎちゃうよ、

っていう色が多かったり

するのが惜しい。

もっと彩度が低くて、

同じく彩度の低い

土の色に溶け込むような

色であって

欲しいなと思う。

もっと溶け込むような。

もしこれから

自分の企業、または

店舗の外観色彩を

変える場合は、

彩度が低い、

そして暗すぎない茶系の

色にして欲しい。

日本の伝統色でいうと

砥粉色、とか鳥の子色

あたりかなあ。

あんな感じにもう少し

鈍い色の方がいいな。

もっと周りの自然の風景に

馴染むような。 

 

本音を言うと、

古い日本建築の建築物には

白壁も多いから

それはそれで良いのだが、

上に書いた

砥粉色や鳥の子色の外壁に

ほとんど日本中の建築物の

外観の壁は統一したって

良い位だと思う。

これは西洋の例だが

モナコは域内の建物全体が

ベージュの外観になっているから

(ベージュといっても

 単一色ではなく建物それぞれが

 同一色帯の中で収まっている)

統一感があるが、

日本でも、それを和風にして

壁の色については

もっと統一感が欲しい。

法律で決まらないかな。

建物外観は

砥粉色か鳥の子色、

または白色と。

 

そして造形。

屋根かなんかは全体的に

そう、新国立競技場

隈研吾氏の設計のように

木を使った屋根にして、

丁度山の稜線と

同じカーブにして

山の線と

溶け込ませて欲しい。

 

そして重ねて言うが、

自然の多い地域

農村地帯といった地域や

里山と呼ばれる地域や

ざっくり地方と呼ばれ

山がちな地方、

田畑が広がっているような

場所では

変に金属を強調したような

モダニズム建築は

金輪際建てないで欲しい。

あのバブル期によく建った

ような建造物ね。

 

もっと言うと、

寺社建築を

もっと復活させて欲しい。

少し簡易にしてもいいから

寺町ならば、

寺社建築のコンビニとか

寺社建築の郵便局、

カフェ、レストラン、

ドラッグストアや交番

などを寺の数々に

紛れるようにして

建てて欲しい。

 

ざっくり言うと

負ける建築。

 

自然の色彩、造形と

溶け込む建築!

 

しかも、

自然の色彩と言っても

春や夏、秋はダメ!

紅葉したり花が咲いたり

するから。

そうではなくて、

根本色の、冬の色彩。

自然の冬の色彩をベースに

するべきだと思う。

冬の色彩に合わせれば、

基本色になるから、

他の季節が来ても

馴染むようになる。

 

冬の山の色。

冬の土の色。

冬の木の色。

 

だから春に見られる

やたら彩度の高い

黄緑色になんか

歩道橋などを塗装しては

ダメだって事。

 

悪い事は言わない。

歩道橋は都市部はグレージュ、

農村部では焦げ茶色に

塗装して下さい!!

水色、黄緑色は

ダメだよーー。

 

話を元に戻して、

とにかくガソリンスタンドも

コンビニも

ショッピングセンターも

量販店もスーパーも

郵便局も交番も、

何もかも、

特に商業施設は

屋根は山の稜線になぞった

木を用いたもの、

そして建物の外観の壁は

砥粉色、鳥の子色。

これでどうですか。

 

日本中が

自然の造形や色彩に

溶け込むような色彩造形の

建物しかなくなれば

日本の景観はものすごく

素晴らしいものに

なるに違いないし、

日本の中の

どこに身を置いても

どこも美しく見えるように

なるに違いない。